2016年10月30日日曜日

「あわっ子文化大使」鶴林寺・お遍路ガイド活動

あわっ子文化大使の最終段階の活動です。
6月に訪問調査を行い、8月に写真や資料をもとにガイドマップを作成そしてこの内容を使って10月29日には、とくしま異文化キャラバン隊の留学生に、英語と日本語で「お遍路文化と鶴林寺」の案内を実施しました。一生懸命の中学生にキャラバン隊からもあたたかい拍手と笑顔が送られました。














日時:平成281029日(土)

場所:鶴林寺
キャラバン隊25名:(中国18名、インド2名、エジプト・ベトナム・台湾・モンゴル・カナダ1名)

<徳島新聞掲載記事>


「あわっ子大使」留学生をガイド 鶴林寺道を歩き交流   2016/10/30 14:12
 徳島の文化を発信する「あわっ子文化大使」が29日、徳島大の留学生を案内しながら、勝浦町生名の四国霊場20番札所・鶴林寺近くの国史跡「鶴林寺道」を歩き、交流を深めた。大使を務める女子中学生4人が、中国、エジプトなど6カ国出身の留学生25人と共に、鶴林寺までの約900メートルの古い遍路道を散策。古道沿いの通夜堂跡や遍路墓の前では、ガイド役の中学生が「お遍路さんが無料で宿泊できる場所でした」「多くの巡礼者が旅の途中で亡くなりました」などと英語で説明した。
 境内でも、仁王門や三重の塔などについて解説。留学生らは説明にじっくりと耳を傾けながら、納得した表情を浮かべていた。徳島大大学院で工学を学んでいる劉楠(リュウナン)さん(27)=中国・北京出身=は「一生懸命さが伝わってきて、いい説明だった」と話した。県立川島中2年の戸川恵美さん(14)は「みんなが温かい目で説明を聞いてくれて、うれしかった。会話も少しできて英語に自信が持てた」と笑顔だった。
【写真説明】鶴林寺の仁王門について説明する「あわっ子文化大使」の中学生(右)
=勝浦町生名

2016年10月23日日曜日

「那賀町の魅力発見!」を実施しました

徳島大学地域再生塾in那賀町及び太龍寺ロープウェイ社の要請を受け、キャラバン隊10名が街歩きをして魅力を感じた写真を撮りました。インバウンドのお手伝いです。

太龍寺:ロープウェイから景色と荘厳な本堂そして御大師様の像からの眼下に広がる町の様子を満喫しました。那賀町和食:何度かの洪水で水没した古い町並みを歩いて新たな魅力を感じた写真を撮影、さらに古民家を再生してコミュニティサロンとした「つどい家」のハロウィンパーティの様子も見学しました。今回の資料を使ってこれからの那賀町の取組を応援します。1020日には学内にて事前学習を済ませ、1124日には撮った写真をもとに報告会を予定しています。





日時:平成281023日(日)
場所:太龍寺・那賀町和食地区
キャラバン隊10名:(中国3名、ベトナム2名、台湾・スウェーデン1名)日本人学生3

2016年10月11日火曜日

日和佐八幡神社秋祭り2016に参加しました

今年でなんと四回目のお祭り参加です。男性24名は少子高齢化のため担ぎ手の少なくなった二つの町(本町と西新町)の「ちょうさ」と呼ばれるみこしを担いで一日目は町周りを、二日目は「お浜出(ちょうさを担いで海に入る)」を応援しました。女性22名は日和佐中学生、市立高校生と徳島大学・鳴門教育大学・阿南高等専門学校の留学生が、地域のボランティアガイドさんらとともに5つのグループに分かれ、漁師町を廻って日和佐の魅力を見つける活動を行いました。今年もまた新たなフォトマップを作成して町の魅力を紹介します。ご期待ください!!




日時:平成28108-9日(土日)
場所:美波町日和佐地区

キャラバン隊:46 (カンボジア・フィリピン・ドイツ・タイ・メキシコ各1名、カナダ・台湾・モンゴル各2名、インドネシア、スウェーデン3名、ベトナム4名、中国9名、日本16名)引率7

本事業は『公益財団法人中島記念国際交流財団助成』(独)日本学生支援機構実施留学生地域交流事業です。
This is subsidized by the Foundstion and supported by JASSO.



【報道実績】今回の活動が毎日新聞に掲載されました。


【参加者アンケート結果】


<参加留学生のコメント>
鳴門教育大学 Christine Octo Veronica

Thanks to Tokushima university, who invited us (from Naruto university of education) to another experience of the fascinating Hiwasa Hachiman Autumn Festival in Hiwasa city- Tokushima prefecture. This is one of the biggest autumn festivals in Hiwasa city where eight of Chosa and portable shrines are carried around the city of Hiwasa and brought into the Ohama sea, as a symbol of gratitude for the blessing they received. Although this is not our first time being engaged in this event, the spirit feels like brand new. We had a 2 days and 1 night trip.  On the first day, we explored Hiwasa city. We saw and visited  so many interesting places which are still well-preserved, but I am also moved by the serious problem they are facing right now, which is the decreasing of population number. The only senior high school in this city was closed due to the decreasing of number of children there. Thus, the senior high students have to go either to Anan city or other city near Hiwasa to continue their education. I really hope more young people will live in Hiwasa, make family there and raise their generation, the generation of Hiwasa city. God bless you Hiwasa.



徳島大学 ファン バン ガト
日和佐祭りの感想
初めて日本のお祭りに参加して、熱狂的な気持ちになりました、2日目のお祭りはちょっと疲れているので海に入ることはすごく寒いし大変でした。でも、面白くて楽しかったです。
海を守って豊かで幸せな生活を祈るという意味で、しかも日本人と日本語をたくさんしゃべって交流しました。留学生にとって、こういうことは大切だと思います。皆さんぜひ参加してください。来年の祭りも楽しみにしています。


徳島大学 グェン トゥアン キエット

秋祭りはいい体験だったと思います。みんな、一緒にみこしを担いで,元気を出して、『させ』と言いました。この祭りを通して、もっと海を守らなければならないと思いました。海はいつでもきれいになりますように。この祭りの特徴である『ちょうさ』と呼ばれる太鼓屋台は町の内8地区がそれぞれみこしを担いで、町の周りを歩きますが、人口減少だけあって、担ぎ不足が問題となりました。だから、政策を立てるのがとても大切なのです。地方のリーダーは幼い子どもがある家族にお金を支援するとともに、『できれば子どもを生んでください。私たちはその子の養育をきっと助けます』と一人っ子の家族を励ましてほしいです。そして、来年の秋祭りは子ども(赤ちゃん?)をたくさん見かけますように。


<朗報>
平成29年度日和佐八幡神社秋祭りのカレンダーが完成!
11月にとくしま異文化キャラバン隊の写った写真が【風景賞】として掲載されました。
『4人の外国人の躍動感あふれる踊り?が美波町の国際化をイメージさせる』のコメントがつけられています。