11月19日に続いて、今年度二回目のお遍路体験講座に参加しました。NPO法人徳島共生塾一歩会が主催する、お遍路文化の体験活動です。今回先達に導かれ、1番の霊山寺から5番の地蔵寺まで(約10Km)を歩きました。今回は特に午前中は霙・霰・雨と寒さの悪天候の中でしたが、午後からは晴天に恵まれました。白衣・輪袈裟をまとい、菅笠と金剛杖を装備し、お寺では声をそろえて般若心経を唱え、無事コースを全うすることができました。この体験を通して遍路文化を世界へ広めていくお手伝いをするのがキャラバン隊の使命と考えています。
日時:平成28年12月10日(土)
場所:鳴門市-板野町(霊山寺・極楽寺・金泉寺・大日寺・地蔵寺)
キャラバン隊:16名(中国10名、台湾・ベトナム各2名、カナダ・フィリピン各1名)
他在住外国人(イギリス・フィリピン・フランス)及び日本人計5名も参加
<参加したキャラバン隊の感想>
<参加したキャラバン隊の感想>
キエット(ベトナム)
12月10日遍路の感想
12月10日、8時半ごろ徳島駅からバスで出発した。一時間ぐらいかかって、霊山寺に着いた。当日は、少し寒いと感じた。バスの中に、手袋を忘れてしまったから、手が本当に寒さを吸収して、冷たくて氷のようだった。そして、四つのグループに分かれて、私はDだった。Dグループは4人で、Nさん(日本)、Jさん(フィリピン)、ガトさん(ベトナム)と私だった。ほかのグループと違って通訳に頼らずに、主に日本語を話し、先頭を行った。 今回遍路に行ったのは初めてだったから、少し驚いた。遍路に参加した人数は20人以上だが、みんな白衣を着て、菅笠と金剛杖も一人ずつ配ってくれたのだ。しかも10キロ位歩いて、五つの寺に参拝した。今振り返ると、とてもうれしかった。なぜかというと、10キロを歩くのは、遍路にしたら相当短いが、初めての私には、本当に長かったと感じた。足が棒になって、身体全体がだるかった。しかし、とても楽しくて、いろいろな勉強になったと思う。例えば、寺に入る前に、正門で、ちゃんと合掌し、礼拝することもそうだった。帰るときの手順も同じだ。グループのNさんといろいろなことを話して、日本語はもとより、生活についてのことも教えてくれた。今回の遍路でも、たくさんの友達ができて、いい体験だったと思う。歩くのは、身体によくて、仕事のストレスがたまった人にもいい薬になるのではないだろうか。私もリラックスできた。ぜひ、もう一度行きたいと思う。
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